バイオスクリーンのしくみ
バイオスクリーンは口腔粘膜異常の可視化を高めるために、従来の口腔検査の補助として使用することを意図した機器です。照射する青色光は400～500ナノメートルの波長で、粘膜が正常なら蛍光可視が保たれて口腔内は青緑色で写ります。それに対して粘膜内に異常があると、蛍光可視が低下（青色光が吸収）して異常な部分は黒く映し出されます。
月〜金 10:00〜20:00／土 10:00〜18:00
国米で高いシェア率を獲得
米国で2009年に販売が開始され、アメリカ(FDA510K)で医療機器としての許可を受けている口腔内観察装置です。バイオスクリーンは口腔がん専用のスクリーニング装置として米国で高いシェアを獲得しています。
口腔内を検診する歯科医師が
救える「命」年間約3,500人以上
日本の口腔がん死亡率は35.5%で、最もかかる人が多い大腸がんの死亡率を上回っています。口腔がんは進行が早いため、早期発見が重要ですが、日本ではこれまで口腔がんに対する知識・認識が薄く、検診のしくみが普及していませんでした。一方、米国では約20年前から、歯科医院で口腔がんを早期発見するしくみ作りが進められています。その結果、口腔がん死亡率において米国は日本を大きく下回っています。今、日本では「口腔がんを早期発見する体制づくり」への歯科医院の取り組みが強く求められています。
バイオスクリーンの特徴
ハイパワーLEDライト
5つのLEDで口腔内粘膜異常の観察をします。（波長域400～500nm）
発見率が高い
口腔粘膜の異常を早期に検出できるため口腔がんも早期発見ができます
静か
スクリーニング中の音がなく、患者様への不快感を与えません。
米国で高いシェアを獲得
アメリカで10年以上の実績を持つ口腔がん専用のスクリーニング装置です。
安全性が高い
お口に光を当てて観察するだけなので、安心・安全です。
定期的な検診で早期発見・早期治療を
発見が遅れると外科手術による侵襲も大きくなり、食物の摂取や発音、審美的な面でも大きな障害が残ることになり、生活の質(QOL)がかなり低くなってしまいますので、最低でも1年に1回、「口腔がん検診」を受診していただき、早期発見・前がん状態での発見につなげ、少しでも多くの人が健康で笑顔で過ごせる生活が送れますよう、当院では「口腔がん検診」をおすすめしています。